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どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム

どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム


「景観解読力」を身に付けて犯罪被害を防ぐ


前ページで述べたように、「入りやすい」「見えにくい」というふたつのキーワードをモノサシとして景色を見ると、犯罪機会となる危険な場所を見分けることができるようになります。

逆に安全な場所も分かるようになります。

 

景色を見て、その場所の犯罪機会を知る力を「景色解読力」と言います。

景色解読力は、どんな場所でも有効です。

初めて訪れる場所であっても、そこが入りやすく見えにくい場所であれば、危険な場所であると見分けられます。

景色解読力を身に付けることで、子どもは危険な場所を避けるようになります。

犯罪機会となりそうな危険な場所では、ひとりで行動しないように注意し、周囲を警戒するようになります。景色を見て、危険を回避できるようになります。

地域安全マップが目指すのは、ひとりひとりの子どもが景色解読力を身につけて、今も未来も生涯に渡り安全に暮らせるようにすることです。

地域安全マップづくりを通じて危険な場所と安全な場所を見分ける力を養い、危険を回避できる判断力を育てます。

景色解読力は、子どもだけではなく同じ地域の大人にとってもとても役立つ能力です。
「入りやすい」「見えにくい」というキーワードで地域を点検し、犯罪機会となる危険な場所を子どもたちと共に認識することができれば、その場所を安全な場所へ変えていくことができます。

地域安全マップには、地域の街頭犯罪を減少させる効果があります。

子どもたちが危険を回避できるようになることに加えて、大人たちが地域の安全に目を向け、子どもたちを見守るようになることで、安心して暮らせる安全なまちづくりへと発展させる可能性を秘めています

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キーワード
#モノサシ#判断力#危険回避能力#景色解読力