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どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム

どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム


領域性を高める工夫


歩道と車道の区分無い道路や、区分があってもガードレールが設置されていない道路は、入りやすい場所です。

ひったくり犯はこのような場所で犯行に及びます。ガードレールの有無によってその場所の領域性が変化し、犯罪機会となる場所かどうかを決めてしまいます。

学校では、さまざまな場所で領域性を高めて入りにくくする工夫が行われています。
登下校時に使う門を限定して、授業中は門扉を閉じて入りにくくし、関係者意外立ち入り禁止という看板を掲げたりすることが領域性を高めることになります。

犯罪を計画する者にとって、その場所が入りやすいか入りにくいかは大きな問題です。入りにくい場所では対象に接近することが難しくなり、対象に接近できなければ犯罪を実行できません。
学校の例でも分かるように、領域性を高くして犯罪者を寄せ付けないようにする、さまざまな方法や工夫があります。

地域安全マップづくりは、このような工夫や対策がされた場所についても子どもたちに気づきを与え、安全な場所と認識できる力を養います。

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