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どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム

どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム


地域安全マップの指導者と学習者


地域安全マップは、子どもから高齢者までが、楽しみながら犯罪機会論を学べる教育プログラムです。
「入りやすい」「見えにくい」というふたつのキーワードを使って町を調査し、景色解読力を養います。
犯罪が起こりやすい危険な場所を調べ、手作りの地図にまとめることで犯罪に遭う機会を減らし、地域の防犯力を向上させます。

地域安全マップづくりを指導するのが、指導者です。
学習者は、子どもから大人までが対象になります。親子がペアになって学ぶこともできます。異なる年齢の子どもたちで学ぶこともできます。

ここでは、大人の指導者が、小学生の学習者を指導するという前提で進めます。

指導者、学習者以外に、協力者がいると、地域安全マップづくりを円滑に進めることができます。さらに、協力者の存在が教育効果を高めます。地域の防犯ボランティアや自治会員、保護者、自治体職員、警察官などに協力者となってもらい、子どもたちの地域安全マップづくりの安全確保や見守り、発表会への参加などの協力をお願いします。

活動を見守ってくれる大人たちがいることで、子どもたちは安心して活動できます。

また、作成した地域安全マップを地域の大人たちに発表することで、地域への貢献感や達成感を得ることができます。

地域安全マップづくりは、5人から7人の班単位で作業します。
ひとつの班に必ずひとりの指導者を配置します。指導者の他に、子どもたちの安全に気を配る安全確保要員がいると、子どもたちの安全を確保しやすくなります。

子どもたちに指導ができる人が複数いても、指導者はひとりに決めます。他の人は安全確保要員として子どもたちの安全に専念します。
学校のクラス単位で地域安全マップづくりを行う場合は、班の数だけ指導者が必要になります。クラスの人数に応じて、必要な指導者を確保します。

安全確保要員は、地域安全マップづくりの目的を指導者と共有して行動します。犯罪機会論に基づいて子どもたちのサポートができることが望まれます。

日本では犯罪原因論が根強く、地域安全マップづくりを進めるためには犯罪機会論への頭の切り替えが必要です。不審者や怪しい人などの「人」に注目するのではなく、犯罪機会論に基づいて「場所」に注目し、犯罪を予測することで防犯につなげます。
人から場所に注目点を移し、「入りやすい」「見えにくい」というキーワードで景色を見て、危険な場所、安全な場所を見分ける景色解読力を養います。

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