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どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム

どこが安全? どこが危険?

地域安全マップ指導者養成プログラム


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発表会-地域で守るゾーン・ディフェンス-


発表会に参加してくれた協力者たちも、子どもたちの発表を聞いて犯罪機会論についての学びを得たことでしょう。協力者たちに、地域安全マップづくりは、景色解読力を養って犯罪を予測し危険回避能力を身に付けるプログラムであることを、改めて説明するのは有益なことです。

これまでの子どもたちへの防犯指導は、「いかのおすし」のように犯罪に巻き込まれてからの対処方法を教えるものです。
これはクライシス管理です。不審者や危ない人に気を付けろという「人」に注目する防犯対策や防犯ブザーは、子どもたちにマン・ツー・マンのディフンスを強いるものです。

地域安全マップは、「入りやすい」「見えにくい」というキーワードで犯罪が起きる危険のある場所を探し、将来の犯罪を予測してあらかじめ防犯対策を行うものです。
犯罪が起きる前に対策をするリスク管理です。犯罪者が好む場所に近づかない、そのような場所があれば管理して改善することで、犯罪機会を減らすことができます。

これは地域で守るゾーン・ディフェンスです。
ゾーン・ディフェンスは、犯罪を抑止する点で効果的です。

子どもたちが地域安全マップを作成することによって、地域全体でゾーン・ディフェンスを行う基礎ができました。入りやすく、見えにくい場所に注目して、地域防犯を進めてください。

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