地域安全マップが完成したら、発表会を行います。
発表会で聞き手になるのは、地域の住民や行政関係者などの協力者、保護者、下級生など、さまざまです。
発表会では、班単位で発表を行います。あらかじめ班のメンバーの役割を決めておき、発表の練習をしておきます。代表者がアピールするのではなく、班のメンバー全員が発言します。
地域安全マップが見えるように、ホワイトボードや壁面に掲示して、班のメンバーはマップの左右に並びます。
発表する内容は、班の名前、フィールドワークで歩いた範囲、発見した場所とその場所の情報、感想などです。
発見した場所について説明する時は、必ずキーワードを使います。キーワードが書かれたコメントを読み上げても構いません。
地図に貼った写真だけでは景色を理解しにくいので、写真をプロジェクターで投影したりディスプレイに映しだすと、聞き手は理解しやすくなります。
発表の前に、完成した地域安全マップを協力者が閲覧できるように展示しておいたり、発表後に地域安全マップを自由に見てもらう時間を設けるなどの工夫をします。