子どもたちの発表が終わったら、指導者が「まとめ」を行います。複数の班が発表した時は、指導者の代表がまとめ行います。
最初に、子どもたちが作成した地域安全マップや、そこに至るまでの努力を称賛します。子どもたちの発表を聞いた大人にとっても役立つ情報であり、地域の安全に貢献するものであることも伝えます。
子どもたちの発表が終わったら、指導者が「まとめ」を行います。複数の班が発表した時は、指導者の代表がまとめ行います。
最初に、子どもたちが作成した地域安全マップや、そこに至るまでの努力を称賛します。子どもたちの発表を聞いた大人にとっても役立つ情報であり、地域の安全に貢献するものであることも伝えます。
「まとめ」には3つのポイントがあります。
ひとつは、危険な場所における子どもたちの行動についての具体的な注意です。
危険な場所には近づかないのが一番良いが、どうしてもそこに行かなければならない時は複数人で行くように指導します。
さらに、ひとりで行く時は警戒している様子を周囲にアピールして、バリアを張る(領域性を高める)ことを教えます。
ふたつ目のポイントは、犯罪の本質を教えることです。
指導者は、「犯罪から身を守れるようになったから地域安全マップは不要だ」と告げてマップを破る真似をします。子どもたちからは抗議の声が上がります。
人の嫌がることをするのが犯罪だと伝え、なぜ犯罪がいけないことなのか、なぜ犯罪が嫌なのかを改めて確認します。
地域で犯罪が起きるとはどのようなことかを、子どもにも大人にも理解できるように伝えるパフォーマンスです。
三つ目は、経験と知識の拡散です。
地域安全マップで学んだことを家に帰って家族に伝えたり友達に伝えることで、学んだことを多くの人が知るようになること。それによって地域がますます安全になることを教えます。